熟年トーク
	運営会社： 熟年トーク運営事務局

利用料金	300円/メール1通
異性紹介事業届出	無し
対応OS

誰もが熟年を楽しめる世界を作りたい大統領、今回のサクラ判定は「熟年トーク」というAndroidアプリだ。

アイコンは出会いアプリというよりは化粧品かなにかの宣材写真に見えるな。

ストア説明欄は簡潔というか手抜き感満載で、先にレビューしたサクラアプリ「熟女チャット」「熟年サークル」と酷似している。

今回もまた悪質なサクラアプリなのか…？

さっそくインストールして検証してみよう。

■評価詳細

それじゃあ「熟年トーク」のサクラ調査結果を細かく見ていこう。

①レビューが自演臭くないか

Playストアでの星評価は4.0と、おおむね中の上といったところか。

しかし、アプリへの評価数は67件と少ない。

レビューコメントを見てみると、「初めてでしたがシンプルで使いやすくて良かったです！！」「意外と同年代（40代）でもマッチングアプリを利用している人が多いのだなと感じました。」など、やたらと説明口調で胡散臭いコメントが並んでいる。

一方批判的なレビューは1件で、「良いこと書いてるのは、全てサクラと思ってください。」とある。

さぁ、実際のところはどうだろうか。

②運営会社は信頼できるか

アプリの運営会社についてチェックしてみよう。

アプリ内からは、特定商取引法に基づく表示が確認できる。

これによると、提供元の欄には「熟年トーク運営事務局」という名前が見えるな。

このように、NPOでもないのに「○○運営事務局」などという書き方をしている出会いアプリはサクラアプリである可能性が極めて高いので注意したいところだ。

所在地の欄には青森県青森市の住所が記載されているな。

該当の住所を地図で検索すると、どうやらこの地番には枝番があるらしく建物の特定までは至らなかった。

枝番があるのならそこまで記載しなければ所在地を明示したことにはならないだろう。

③年齢認証は存在するか

年齢認証の機能についてはどうだろうか。

「熟年トーク」は登録時の年齢登録のみでアプリが利用できてしまった。

このようなずさんな方法では、出会い系規制法に定められた本人確認・年齢認証が行われているとはいえないな。

④ポイント代は適正か

ポイント代についてはどうだろうか。

メール（チャット）の送信に30ポイントがかかり、1ポイントあたりの料金は10円なので、メール1通300円となる。

ちなみに、優良出会い系での料金相場は、おおむねメール1通あたり50～70円といったところだ。

この超高額料金には注意すべきだぞ。

⑤登録してる女性が顔出し・美人ばかりか

登録している女性の様子はどうだろうか。

「熟年トーク」の登録ユーザーは年齢層は高めであるものの、美人な女性の写真が多い。

これらのユーザーが本当に在籍しているのだろうか。

だとすればこれほどレベルの高い女性たちがこぞってこのアプリを利用している理由はなんだろうか。

⑥放置してても女性からメールが来るか

登録後誰にもメールを送らず、顔写真も登録せず、プロフィールも未完成のままにしておいたのだが、それでも女性から次々とメールが来た。

それも1通目から会う気まんまんといった具合だ。

このようなメールはサクラからのメールに間違いないので、くれぐれも騙されないようにしたいところだ。

⑦退会方法について

アプリの退会方法についても記載しておこう。

「熟年トーク」を退会するには、「ホーム」の画面にある右上のメニューボタンから、一番下にある「退会申請」の項目をタップする。

そうすると退会に関する確認画面に移行するため、ここで再度「退会する」のボタンを選択すれば退会申請は完了となる。

サクラばかりのアプリなど登録しておくメリットは何もないため、早めに退会申請をしてしまうのがおすすめだ。

大統領コメント

「熟年トーク」を実際にインストールして検証してみたが、そもそもアプリアイコンの時点で怪しさ爆発だった。

実際にインストールすると、やはりサクラからのメール、高すぎるポイント消費と、サクラアプリ・悪質アプリの条件を見事に備えてしまっているアプリであることがわかってしまった。

スマホアプリで出会いやマッチングを実現したい男性は、このようなアプリではなく、しっかりと出会いの実績がある優良出会い系に移行するのが賢明であろう。

本当に出会えるアプリとは

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