昭和熟年ナイスショットはメール1通300円以上もするバッドなサクラアプリだ

昭和熟年ナイスショット
運営会社: COMIX株式会社
利用料金 341円/メール1通
異性紹介事業届出 無し
対応OS

隣のあの子にホールインワンしたい大統領、今回のサクラ審査は「昭和熟年ナイスショット」というAndroidアプリだ。

アイコンはいかにもフリー素材を使った広告バナー風で、正直この時点でかなりイヤな予感がする。

ストア説明欄では、昭和世代が趣味や興味の合う相手と交流できるコミュニティアプリだと説明されていた。

公式サイト(https://showa-niceshot.com/)の利用規約第9条(禁止行為)には、こんな記載もある。

宗教・政治活動、または異性交際を主目的としていないこと。

この手のアプリでよく見る、出会えるように見せつつ、いざとなれば“出会い目的は禁止です”と逃げるための書き方に見えるな。

ともかく、実際にインストールして検証してみよう。

■評価詳細

それじゃあ「昭和熟年ナイスショット」のサクラ調査結果を細かく見ていこう。

①レビューが自演臭くないか

まずは、Playストアでの星評価とレビューコメントを見てみよう。

スクショ確認時点で、ナイスショットの星評価は平均4.2。一見すると悪くなさそうに見える。

しかし、評価数はわずか32件しかない。

この程度の件数で高評価に見えても、信頼できる実績とは言いにくい。しかもPlayストア上では5,000件以上ダウンロードと表示されているため、ダウンロード数に対してレビュー数が少なすぎる印象だ。

高評価コメントを見ると、「全体的に操作の流れがわかりやすい」「画面の明るさや配色が落ち着いていて目に負担を感じにくい」など、アプリの本質に触れていないコメントが並んでいる。

一方、低評価レビューには「非常に悪いサクラ業者」「さくらと業者ばかり」といった辛辣な投稿が確認できた。

高評価はふわっとしているのに、低評価はサクラ被害に直撃している。このレビュー状況だけでも、かなり警戒すべきアプリだ。

②運営会社は信頼できるか

次に、運営会社の情報をチェックしてみよう。

アプリ内「特定商取引法に基づく表記」には、サービス提供事業者としてCOMIX株式会社と記載されていた。

所在地は東京都千代田区神田須田町の住所だ。調べてみると、この住所はバーチャルオフィスとしても使われている場所だった。

バーチャルオフィス自体が即アウトというわけではない。しかし、高額ポイント制の熟年向けアプリで、運営実態が見えにくい住所となると、信頼材料にはなりにくい。

さらに気になるのは、連絡先の表記だ。

特商法ページではメールアドレスがinfo@showa-niceshot.com、電話番号が050-8896-0823と記載されている。

一方、Playストア上のサポートメールにはzhongguli77@gmail.comというGmailアドレスが表示されていた。デベロッパー側の電話番号にも、別の携帯番号らしき表記がある。

公式ドメインのメールとGmail、050番号と別番号。連絡先が散らかっている時点で、かなり不安が残る。

なお、特商法ページには電気通信事業届出番号 A-07-22942の記載もある。ただし、これはインターネット異性紹介事業の届出とは別物だ。出会い系として適法かどうかの根拠にはならない。

  • 運営会社:COMIX株式会社
  • 代表者:鈴木 学
  • 住所:東京都千代田区神田須田町1丁目7番8号 VORT秋葉原Ⅳ2F
  • 電話番号:050-8896-0823
  • メールアドレス:info@showa-niceshot.com
  • Playストア上のサポートメール:zhongguli77@gmail.com

③年齢認証は存在するか

続いて、年齢認証の有無を確認してみよう。

出会いアプリやマッチングアプリを適法に運営する場合、利用者が18歳未満でないことを確認する義務がある。

つまり、免許証・保険証・マイナンバーカードなどの公的身分証、または法令上認められた方法での年齢確認が必要だ。

では、ナイスショットはどうだったか。

登録時に年齢を入力する欄はあったが、免許証などの画像を送って年齢を確認する機能は確認できなかった。

これはかなり大きな問題だ。

年齢認証がないなら、出会いがないアプリか、適法性に問題があるアプリのどちらかである。

④ポイント代は適正か

ポイント代も確認してみよう。

優良出会い系サイトでは、メール1通50〜70円程度が相場だ。

しかし、悪質なサクラアプリではメール1通数百円という高額設定が珍しくない。サクラとやり取りさせて、ひたすらポイントを消費させるためだ。

ナイスショットの料金は、1ポイント=12.2円

そして、メッセージ送信には28ポイント必要だ。

つまり、メール1通は以下の計算になる。

12.2円 × 28ポイント = 341.6円

メール1通約342円。これはさすがに高すぎる。

さらに、特商法ページでは以下の料金も確認できた。

  • メッセージ送信:28ポイント
  • メッセージ画像送信:28ポイント
  • メッセージ添付動画送信:150ポイント
  • メッセージ添付ボイス送信:100ポイント
  • 位置情報メッセージ送信:50ポイント
  • ナイッスショット:1ポイント

動画送信なら150ポイント=1,830円。位置情報の送信でも50ポイント=610円だ。

熟年向けのゆるい交流アプリを名乗りながら、料金体系はかなり攻撃的である。

メール1通341円の時点で、優良アプリとして使う選択肢はほぼ消える。

⑤登録してる女性が顔出し・美人ばかりか

登録している女性ユーザーの様子も見てみよう。

出会い系サイトやマッチングアプリで、美人な女性が多いこと自体は男性にとって魅力的に見えるかもしれない。

しかし、サクラアプリではその心理を逆手に取る。

ネット上から拾った画像、AI生成っぽい画像、実在するのか不明な美女写真を並べて、男性に「こんな女性と話せるかもしれない」と思わせるのだ。

ナイスショットではどうだったか。

熟年向けアプリを名乗っているにもかかわらず、登録女性は不自然なほど若く、顔出しの美人が目立つ。

もちろん、本当に若くて美人な女性が熟年男性向けアプリを使う可能性がゼロとは言わない。

だが、高額ポイント制、年齢認証なし、低評価レビューでサクラ指摘ありという状況で、美人女性が大量に並んでいるなら話は別だ。

むしろ、サクラアプリの典型的な画面に見える。

⑥放置してても女性からメールが来るか

登録から数分ほどで女性からのメールが届き始めた。

しかも内容は、男性が思わず反応したくなるような文面になっている。

これは偶然の出会いというより、課金導線として用意されたサクラメールと見たほうが自然だ。

メール1通341円のアプリで、この手の誘いに乗るのは危険である。

⑦退会方法について

ナイスショットがサクラ濃厚なことは、ここまでの検証ではっきりした。

最後に、退会方法も確認しておこう。

まずアプリ右上の歯車アイコンから設定画面を開き、「アカウント削除」を選ぶ。

その後、アカウント削除理由を選択し、「アカウント削除」をタップすれば退会申請は完了だ。

  1. アプリ右上の歯車アイコンから「アカウント削除」を選ぶ
  2. アカウント削除理由を選択する
  3. 「アカウント削除」をタップする

なお、退会しただけではスマホ内のアプリは残る。今後使う予定がないなら、退会後にアプリ自体もアンインストールしておこう。

大統領コメント

昭和熟年ナイスショットは、アイコンの雑さ、レビューの不自然さ、運営者情報の弱さ、年齢認証の不備、高額料金、登録直後の女性メールと、危険サインがいくつも重なっているアプリだった。

特に問題なのは、メール1通341円という料金だ。

熟年向けの穏やかな交流アプリを装いながら、実際には男性の返信欲を刺激し、高額ポイントを消費させる設計に見える。

さらに、公式サイトでは「運命の出会い」を匂わせる一方、利用規約では異性交際目的を禁止している

結論として、ナイスショットは使う価値のあるアプリではない。

ナイスな女子とショットしたいなら、大統領も利用する優良出会い系サイトをオススメするぞっ。

本当に出会えるアプリとは

dtbn
悪質なサクラアプリにこりごりしているみんなに、間違いなく優良なアプリを紹介しよう。


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