LIVE配信とビデオチャットのIVE（イヴ）
	運営会社： STARTDASH株式会社

利用料金	75円/メール1通
異性紹介事業届出	無し
対応OS

禁断の果実を口にしてしまった大統領、今回のサクラ審査は「IVE（イヴ）」というAndroidアプリだ。

アイコンは女性の顔写真のみと、悪質アプリによくあるデザインのものだ。

ストア説明欄では”チャット、ビデオ通話、ライブ配信”と機能盛りだくさんに書かれているが、実態は果たしてどうなのか。

サクラがいるならどんな機能もすべて無意味だそ？

さっそくインストールして検証してみよう。

■評価詳細

それじゃあ「LIVE配信とビデオチャットのIVE（イヴ）」のサクラ調査結果を細かく見ていこう。

①レビューが自演臭くないか

「IVE（イヴ）」のPlayストアでの星評価の平均は4.3とまぁまぁだが、評価数はわずか12件とほとんど評価が集まっていない。

コメントのほうは、やたらと説明口調で胡散臭い絶賛レビューばかりで、低評価のレビューコメントがまったくないのも怪しさを倍増させているな。

②運営会社は信頼できるか

次に、運営会社の情報についてもチェックしてみよう。

アプリ内の「特定商取引法に基づく表示」によれば、「販売業者」は「STARTDASH株式会社」とある。

所在地の欄には、港区高輪の住所が記載されているな。

該当の住所を地図で検索してみると、品川駅の目の前にあるオフィスビルのようだ。

上階は居住エリアっぽくもあるが、ともかくここの708号で運営を行っているのだろうか。

③年齢認証は存在するか

年齢認証の機能について確認してみよう。

インターネット異性紹介事業（俗に言う出会い系）では、ユーザーが18歳未満でないことの確認を行う義務がある。

これは出会い系規制法という法律で定められており、、公的な免許証や保険証を提出させているが、悪質なアプリでは自己申告だけで完結してしまうケースもある。

「IVE（イヴ）」ではどうだったかというと、登録時に生年月日は登録するものの、身分証で認証するような機能は存在しなかった。

これではいくらでも年齢を偽って登録することができてしまうな。

④ポイント代は適正か

ポイント代についてはどうだろうか。

優良出会い系サイトでは、メール1通50～70円程度で利用できる。

「IVE（イヴ）」ではどうだったかというと、メッセージの送信は50ポイント、1ポイントあたりの料金は1.5円だ。

つまりメール1通75円ということで、極めて高額というほどでもない。

だが、ビデオチャットでは1分あたり170ポイント、つまり1分間話すのに255円もの料金がかかることは見落とせないポイントだ。

⑤登録してる女性が顔出し・美人ばかりか

登録している女性ユーザーの様子はどうだろうか。

あまりにも美人な女性ばかりの場合、運営者がサクラ用に画像を用意している可能性も出てくる。

「IVE（イヴ）」では、美人な女性の写真が並んでいるほか、やけに露出の多い女性の写真が多いことも特徴的だ。

⑥放置してても女性からメールが来るか

 

登録後、数分程度すると女性からのメールが一気に届き始めた。

無料ポイントなどはなかったため返信はしなかったが、どのメッセージも性欲全開で、男性なら思わず釣られてしまいそうな内容だ。

しかしこうした手口は、サクラが古くから使っている手法なので注意が必要だ。

⑦退会方法について

「IVE（イヴ）」にはサクラがいることがはっきりしたところで、アプリの退会方法についても確認しておこう。

アプリ左上にある三本線のメニューボタンから、歯車の設定ボタンを押し、その中にある「退会」のメニューを選ぶ。

そうすると退会に関する確認画面が表示されるため、ここで「退会する」のボタンをタップすれば完了だ。

大統領コメント

「IVE（イヴ）」は、アイコンがすでに怪しく、Playストアでのレビューの少なさと反比例した評価の高さなど、胡散臭い要素が山盛りだった。

実際にインストールしてみると、ポイント代こそ相場内ではあったものの、とにかくサクラから大量のメッセージが届くという、悪質極まりないアプリであることがはっきりしてしまった。

本当にアダムとイヴになりたいなら、大統領もドはまりしている優良出会い系サイトを使うべきだぞっ。

本当に出会えるアプリとは

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